滋賀県大津市北小松
Road Map :R161を北小松から比良げんき村に向けて走る。
Route Map:林道を終点まで走ると駐車場がある。
『日本の滝百選』 楊梅の滝には渡渉個所あるので長靴を履いて行った方が良い。
ウィキペディアから
白亜紀の花崗岩層を流れ落ちる段瀑である。
上から雄滝(おだき:40m)、薬研の滝(やけんのたき:21m)、
雌滝(めだき:15m)からなり、総合落差76mは、滋賀県内では
1位とされる。
楊梅の滝
”雌滝”へは遊歩道が整備され一般観光客も簡単に滝見が出来るが、長靴でもは履かない限り、右岸への渡渉は困難である。 駐車場近くから滝見台への遊歩道に入れば、比較的簡単に”雄滝”に行くことが出来る。
”雌滝”はどこにでもあるシンプルな直瀑であった。
”薬研の滝”は流れの激しい渓流瀑であるが、どこから滝が始まり、どこで終わっているのか現認できなかった。この滝を見るには少々の危険が伴う。
”雄滝”へは滝見台からの遊歩道で簡単に行くことが出来るが、遊歩道は滝壺の右岸までで、ここでは写真が巧く撮れない。 ここも左岸に渡るには長靴を履いておく必要がある。
今日の滝巡り
神璽の滝 ⇒ 楊梅の滝
楊梅の滝 (総落差76m)
Yahoo!マップに ”楊梅の滝”は記載されているが、直ぐ近くにある
日本の滝百選に選ばれている”八ツ淵の滝”は記載されていない。
それ程に”楊梅の滝”が観光地化されている様だ。
今日は日曜日、小さいと聞く駐車場に車を停めることが出来るのか、
それだけが心配だった。
ようばいのたき
雄 滝:40m
薬研の滝:21m
雌 滝:15m
散策時間:1時間12分
渡渉個所には橋も飛び石も設置されていないので、長靴が必要である。
駐車場近くにあった案内板。クリックで拡大します。
日曜日なので駐車場が満車になることを心配したが、既に帰った観光客も居た様で2台分のスペースが空いていた。12時43分に駐車場から歩き始める。観光地なので長靴が格好悪い。
観光客が簡単に行ける ”雌滝”までの距離であり、
”雄滝”までは更に距離があり、時間が掛かる。
遊歩道沿いの沢でも既に見事な渓流美を見せてくれた。
観光地図にある遊歩道を出来るだけ歩きたいと思う。クリックで拡大します。
この沢も水の透明度が高く、白砂の水底が綺麗だ。
”雌滝”に行くまでの沢でも綺麗な景観を見せてくれた。
滝名を付けても良さそうな岩から湧いている様に見える渓流。
途中が渓流瀑になっているので、見応えがあったがちょっと単純すぎた。
遊歩道の突き当りが落差15mの直瀑である ”雌滝”となる。
”雄滝”へは遊歩道の穏やかな道でも行ける様であるが、
”薬研の滝”も見ておきたいので高巻きをする直登コースを登る。
登り途中からは ”雌滝”を横から見ることが出来た。
”雌滝”から上流の滝へどう行くのか辺りを見回すと対岸に道があるのが見えた。 しかし対岸に渡るのに橋も飛び石もなく、一般観光客はここから先には行けない。
長靴を履いて来た強みで流れの早い沢に入って渡渉する。 対岸へは下流側から遊歩道に入ると行ける様だ。
”雌滝”の滝口にも行けることが出来たので覗き込んで見る。 立っているだけで怖い。
沢に下りる鉄梯子があったが、錆びて相当痛んでいた。
これを下りるのにも勇気がいったが無事、往復は出来た。
同じく下流側を見る。”雌滝”の滝口と滝壺の観瀑台が見えていた。
鉄梯子で沢に下りて上流側を見る。 これが”薬研の滝”なのか?
鉄梯子を上り切ってから振り返り見る。
下りにはこの鉄梯子を使いたくない。
垂直の岩峰に長い鉄梯子が架けられていた。
しっかと固定されているんだろうか?
遊歩道の横には怒号を上げて渓流が流れ落ちていた。
高巻き道を登り切ると遊歩道と合流した。
上流側には2条の小さな滝があり、その奥には ”雄滝”が流れ落ちていた。
遊歩道から激流を見る。 これも ”薬研の滝”なのだろうか。
落差40mの渓流瀑である ”雄 滝” 滝壺の右岸に大きな岩あるので、滝全体を
見るには沢中央、又は左岸に渡渉する必要がある。 渡渉するには長靴が必要となる。
風に乗った滝飛沫が激しが、カメラのレンズが濡れるのを覚悟で写真を撮る。
滝からの距離を取ると滝上部が樹木で隠されてしまう。
滝飛沫が掛からない程に距離を取ると滝上部が樹木で隠れてしまう。
奥の ”雄滝”と手前は2条の無名滝のコラボ。
”雄滝”の滝壺を見る。
2条の無名滝の滝壺を見る。沢水の透明度が最高に綺麗だ。
かなりのお年寄りと思われるじじぃが小さな子供を2人連れてやって来た。爺さんは子供から
目を離して滝壺に行こうとしている。子供が岩で滑って沢に落ちて流されたなら助け様が無い。
この爺さん、万が一の事を何も考えていない、保護者失格である。
遊歩道は登山道ではあるが、一般観光客でも歩き易い様に
整備されていた。
遊歩道に戻って滝見台を目指して歩いて行く。
滝見台から見る”雄滝”は遠景過ぎて見えているだけとなっていた。
この滝姿はR161を車で走っている時もはっきり見えた。
滝見台と称された東屋に着く。
滝見台から”雌滝”へ下る道からは所々に琵琶湖への展望が得られる所があった。
滝壺の縁を渡渉して左岸の遊歩道に戻る。
遊歩道を下って ”雌滝”に戻る。 右岸側から見た”雌滝”